色明日〜P.A.の本気
◼️「色づく世界の明日から」
P.A.WORKSの本気が見たい、ということで今期1番の楽しみ、いやもしかしたら今年1番の楽しみかもしれない。そんな作品
「色づく世界の明日から」
第1話始まりましたが、このブログをみてくださる方がいれば、最新話を見ている前提で書いていくので悪しからず。
ピーエーといえば「凪のあすから」感が僕の中では強いからか、最初タイトル見たとき「色づく世界の明日(あす)から」と読んでしまったのはまあ仕方のないこと。
監督が凪あすと同じ篠原さん、シリーズ構成が柿原さん。柿原さんって「月がきれい」もやってたのは知ってたけど調べてみたら「そらのおとしもの」とか、直近でいうと「はたらく細胞」「あそびあそばせ 」なんだと。
瞳美でいう現在(遡行前)は魔法が存在する世界。花火の形とか街には、あーこれ魔法なんか、って言うなんとなく魔法がある感じ。
遡行中のバス内で瞳美がリーダーがどうのって言ってるし、公式サイトのほうにも
「日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。」
ってあるから科学>魔法なのかな。夜店の屋台も魔法感ゼロだったし。でも窓の開け方とか絆創膏知らなかったりってのはやっぱ魔法色が強いのでは?
遡行後の現代はスマホやらなんやらで現代の方が科学が台頭してるような印象。
しかし瞳美が月白家へ向かう道中、急に画面が暗めになり、道が細くなってるとこからも魔法=異界感がムンムン。ということは科学の世界にちょこっと魔法が付随しているような「それぐらい」な程度か。
というかこのアニメ初っ端から色彩豊かで嫌にキラキラしてる。
主人公色覚ないんならもちょっとモノクロ多めでもいいんでねえの?とか思ったけど瞳美の見てる景色と対比だと考えると、あーこれこの先のストーリーで効いてくるんかな。と思ったり思わなかったり。
あと月白家のお店にある魔法薬?が色とりどりでめちゃくちゃ綺麗なの、あれ瞳美への当てつけでしょ。ああ、世界ってこんなに綺麗なんだって。
で、瞳美が色覚を失った原因だけど、お母さんが出て行っちゃったことなのよね多分。それは瞳美の「大切な人が遠くに〜」っていう言葉と遡行バス外に映った女の人が扉から出て行くような描写で想像はつく。原因は後々わかる感じ。でもお母さんと花火を見た〜的なフレーズがあってこれまた花火の色が辟易するほど綺麗なのでお母さん、瞳美、花火で何かしら文脈があっても良さそう。
とりあえずの疑問点としては、なぜ唯翔の絵に色を見出したのか、ここは唯翔と瞳美とのかかわりを追ってゆきたい。
んで、もひとつ。カラフルな世界からモノクロの視界へと変わるタイミングがようわからん。
ふつうに瞳美の意識=モノクロなのかな〜とか思ったが、ちょっとそれじゃ説明不足かも、という箇所があった。あった気がする。
あと琥珀ばあさんが60年分の満月の光を浴びさせてたという「星砂時計」
あの「60年分」ってどういう意味なんでしょうか。それが「60年間」を意味するなら、一応時間遡行という性質上若かりし琥珀ばあさんも未来の孫=瞳美と会っているということになるから瞳美の葛藤や悲しみ、苦悩から色を取り戻す喜びまでは全て規定されている。瞳美は全て決められた線路上を歩いているだけ。ということになりませんかねえ。だとするとかなり皮肉った、切ない話になりそうな予感。
キャストの話をちょこっと。
驚いたのは瞳美役の石原夏織さん。あんましあの子は「こういう演技」するよね!みたいなイメージがなかったからけっこう新鮮というか、こんな演技できるんだ〜いいじゃんって感じ。
これから先で琥珀(2018ver)が出てくるのでそういった周りのキャラもしっかりと見せてくれるといいな
というところで今回はここまで。
また気になることがあったら書きます。
読んでくださりありがとうございました。